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交通事故、特に追突事故の被害のときに起こることが多い「むちうち症」。診断名としては、頚椎捻挫とか、外傷性頚部症候群と記載されることも多いです。
この、むち打ち症ですが、一般的には、継続して適切な治療・リハビリを受けていれば、約6か月以内に9割の方が完治すると言われています。適切な治療としてあげられるのは、医師の指示の元、理学療法士が行う、電気治療、温熱療法、牽引、マッサージ等です。
しかしながら、約1割くらいの方は、治療を受けても事故前の状態に回復せず、痛みやしびれ等が残存するとも言えるわけです。
ここで問題なのは、むち打ち症(頚椎捻挫・外傷性頚部症候群)自体は、画像所見などで他覚的に証明することが困難なことです。そのため、後遺障害等級の申請をしても、非該当とされることも少なくありません。
むち打ち症で、後遺障害等級が認められるためには、以下のようなポイントに留意する必要があります。
①事故発生後すぐに病院に行くこと
…事故発生から初診までの間が空くほど、後遺障害は認められにくくなります。
②整形外科にきっちりと通院すること
…整骨院は、医師・病院ではありません。診断書を書くこともできません。整骨院の通院では、後遺障害が認められる可能性が低くなることがあります。
また、大病院ですと、きっちりとしたリハビリを受けさせてもらえないことがあります。
後遺障害の申請がありうることを考えると、最も適切な治療先は、通院のしやすい場所にある整形外科の診療所・クリニックで、理学療法士がいて、リハビリに力を入れているところです。
できれば、痛みやしびれがある間(ただし、約6か月までを目処に)は、週3回以上通院した方がよいでしょう。
③医師にしっかりと診察・検査をしてもらうこと
CTやMRIの画像上は他覚所見が得られない場合でも、腱反射や握力、筋力テストの結果から他覚所見が得られることがあります。
医師の診察を受けるときには、自覚症状をきっちりと伝え、できる限りの検査をしてもらうようにしましょう。
④後遺障害診断書をきっちりと書いてもらうこと
後遺障害診断書は、保険会社任せにせず、自分で医師に書いてもらいましょう。また、通常は後日受付で記載済みの診断書をもらうことになりますが、その場で必ず中を開けて、記載漏れなどがないかどうか確認し、コピーを取ってから保険会社に送るようにしましょう。
後遺障害診断書のポイントなどについては、弁護士からアドバイスも可能です。医師に後遺障害診断書を書いてもらう前に、一度弁護士に相談に行くのもよい作戦といえるでしょう。
以上のようなポイントをしっかりと押さえれば、むち打ち症(頚椎捻挫・外傷性頚部症候群)の症状が残っている場合に、後遺障害等級を獲得することは十分に可能性があります。
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