• リスクや危険性に関する説明書です。一例として、病院での治療に関する文例を挙げましたが、たとえばダイビング等の講習前の説明や、壊れる可能性のある物品の修理の請負い、リスクのある工事請負等においても利用できると考えられますので、適用範囲は広いといえます。
• かつては、「どのようなことがあっても一切の損害賠償請求権を放棄します」というような誓約書にサインをさせるケースが多かったのですが、消費者契約法などにより、このような条項は無効になることが多いため、そのような誓約書はあまり意味がありません。
• むしろ、リスクのある作業について、そのようなリスクの説明が事前になされていたかどうかが、後に裁判等で争われることが多くなっています（いわゆる説明責任）。このような説明書に署名押印をもらっておけば、あとで、そのようなリスクを知らなかったとか、説明を受けていない、と主張される可能性を低くすることができます。

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