加害者側に保険会社がついている場合、原則として、治療が終了した時点（または後遺障害の認定結果が出た時点）で、保険会社が被害者に対して損害賠償額の内訳等を書面で提示してきます。

   その際に、サインや押印をせずに、一度その書面をもって弁護士に相談に行かれることをおすすめします。弁護士は、提示されている金額が妥当かどうか、低い場合にはどのような手段でどこまで上がるかをアドバイスし、必要に応じて依頼をすることもできます。

   通常は、その段階に至るまでは、弁護士に依頼をする必要はありませんが、今後の流れなどを知りたい場合や、保険会社の対応等で疑問な点があれば、早い段階で一度弁護士に相談に行ってもよいかもしれません。（ただし、その段階では、抽象的なアドバイスしかできない場合があります）